学年同窓会

学年同窓会報告

洛星36期卒業25周年記念同窓会と苫名康先生の米寿のお祝い【報告】

2018年7月7日(土曜)に「36期の卒業25周年記念同窓会」そして「苫名康先生の米寿のお祝い」の宴をホテルグランヴィア京都にて開催致しました。

苫名先生、直近の2、3ヶ月の間、眩暈の為、体調を崩されておりました。同窓会HPの案内を見た上の代の方からも「体調が芳しく無いので、万全の体制をお願いします」と直々にメールを頂くなど、正直ご出席は難しいかも、と幹事メンバー内では半分以上は覚悟しておりました。
1週間前の電話で「かなり体調が良くなってきたし出席しますよ」とお返事頂戴した次第です。

とは言え、前日からの大雨で西日本を中心に交通の分断が発生。当日ギリギリまで何とか上洛トライするも已む無く欠席となってしまったメンバーも複数名おりました。

それでも最終的には生徒71名が出席、また当日野球部の島田芳夫さんの慰労パーティーに参加からの二次会合流もあり、一次会、二次会、(それ以降!?)も、大いに盛り上がりました。

以下、会の様子を掻いつまんで報告します。

■受付
当日の天候こともあり早めに来てくれるように声掛けをしたところ、ほとんどの出席者が時間前に集合。また当日、急遽で受付のお願いしてもすぐに協力してくれるところに洛星らしさを感じる一幕。
受付では25周年の記念誌に加え、苫名先生が編集をされている短歌雑誌「ハハキギ」の創刊1000号記念誌もお持ち下さったので併せて配布させて頂きました。
会場後方には、在学時の洛星新聞、研修旅行のしおり、生徒手帳、中学入学時のクラス写真、遠足の写真など懐かしいアイテムも設置しました。

■開宴
乾杯の発声は36期の生徒会長、藤田泰宣君。
本人曰く「初っ端の大役ということで若干の緊張もあった」そうですがそんなところは微塵も感じさせないほど落ち着きはらって乗り切りました。
開宴すると早速にあちこちに話の輪が咲いて、さながら洛星時代の休み時間の騒がしさが再現されました。

■メッセージ紹介
1時間ほど経過したところで、苫名先生また36期生宛に頂戴したメッセージを岡田馨君、廣岡健司君紹介させて頂きました。アレイン先生のちょっと長めの英語メッセージも日本語訳無しで理解出来た(?)のは、やはり洛星で培われた英語力の賜物でしょう。
メッセージを下さった諸先輩、また洛星ファミリーの皆様、本当にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。
<メッセージを下さった皆様>
 8期/鵜飼 康東様、13期/岡部 正宏様、17期/西脇 隆俊様、25期/高橋 基成様
 カトリック渋谷教会主任司祭 田中 信明様、Alayne Madore先生

■夏の集いの案内、先生方からのお言葉
再び歓談。
まだまだ盛り上がりが止まない会場内でしたが、会も終盤に入ってきたところで36期の同窓会幹事役員の大菅君より夏の集いの案内。続いて、各担任の先生からお言葉を頂きました。

<青木五郎先生>
現在、生徒部長をされているとのこと。「やっぱり担任しているのが一番ええです」と身近で生徒と交わえる環境が懐かしいご様子も。
10年ほど前に手術をされて36期在学中は75㎏ほどだった体重が今は60㎏ほどだそうです。とは言え現在5歳と1歳のお子様がいらっしゃり奥様からも「70歳まで頑張って働くように」と叱咤激励されているとのこと。
「みんなの息子も是非洛星に!」としっかり宣伝されておりました。

<岸根誠先生>
最初少しお話しされたのですが突然「何かモニャモニャ言ってるといつも言われるし」と爆笑を誘うコメントでモードチェンジ。「苫名先生は自分に取っても恩師であり、いつもそばにいて下さる先生でした」と苫名先生との思い出を少々。
現在は中1(67期生)の担任をされているとのこと。「君たちの時代は生徒たちが自分で勉強してくれてたけど、今はどうやって勉強していくかを色々とリードしていく必要があって」とも。
果たして我々が自分たちで勉強していたかは「?」ですが「中1の最初の合宿も勉強合宿になっている」ということであり、時代の違いを感じさせられるエピソードでした。

<田村岩男先生>
現在、同志社女子で教鞭を取られているとのこと。ずっと男子校の生活から女子高生を教えるようになり、先生曰く「パワーをもらっているのか吸い取られてるのかよう分からん」。生徒から「イワオー」と呼ばれるも、生徒の中では絶対に怒らない先生として通っているそうです。
「自分も若かったというのもあるけど30期台の生徒はパワフルやった。時代も違うし、今あの頃と同じことなんか、とても出来へん」とのこと。
引続き、同志社女子でグローバル人材の育成に携わっていかれる予定です。

<苫名康先生>
「ここしばらく眩暈で体調は崩していましたが、それもすっかり良くなりました。数年前に手術もしたけどそれも完全に治っています。念のため定期的に検査も受けていますよ」とのこと。さすがに若干耳が聞こえづらくなってきたそうですが「今回25周年ということだけど、あと4、5年。まあ30周年くらいまでは頑張るつもり」とのコメントも。人生100年と言われる昨今。苫名先生にはとりあえず卒業40周年同窓会(2033年)参加を見据えて頑張って頂ければと思っております。
現在は短歌雑誌(ハハキギ)の編者をされており、米寿となる今も変わらずご活躍されていらっしゃいます。
同誌の記念号のあとがきにも寄稿されていましたが、「不惜身命」というのが現在のご心境との由。これは山本有三氏の同名の短編小説から、とのことです。
「とにかく洛星のために出来るだけのことはやっていこうと思いますよ」との力強い一言を頂きました。

■写真撮影、校歌斉唱、エール
先生からのお言葉を頂いた後、全体の写真撮影、続いて校歌斉唱となりました。
指揮は岸根先生、さらに洛星オケ部OB2名(加藤誠君/バイオリン、大利一郎君/オーボエ)による生伴奏付き。
久しぶりに歌う校歌でしたが、楽譜や校歌のリンク先も配信しており、悪天候に負けない力強い校歌斉唱となりました。
最後に、36期の応援団長、中村克矢君による見事なエールでパーティーは終了となりました。

最後になりましたが、今回の記念同窓会を盛り上げてくださった36期の仲間、洛星ファミリーの皆様、グランヴィア京都の担当者様、そして苫名先生を始め我々の為に集ってくださった恩師の皆様に感謝し、ご報告とさせて頂きます。

ありがとうございました。

洛星36期卒25周年 幹事一同





今回の幹事メンバーの集合写真です。
今回の幹事メンバーの集合写真です。