学年同窓会

学年同窓会報告

19期同窓会「京都あおい会」報告

 

19期同窓会「京都あおい会」報告

 

 

1993年以来毎年開催してきた19期同窓会「京都あおい会」ですが,コロナ禍による3年間の中断があったものの昨年から再開,本年の第29回は2024年5月19日に開催し,あおい会の名の由来の通り5月に戻しての実施となりました.諸兄からの京都駅周辺での開催と日帰り出席できる日時のご要望が多かったことを受け,「Beer Thirty 京都駅前店」(昨年の「アサヒ スーパードライ」と同会場ながら店名変更)で日曜午後2時~4時の開催としました.19期39名と藤田行男先生,さらに今回特別に,昨年11月25日に急逝された故・太田純君の奥様が,たまたまこの週末に京都に来られることが直前に判明したことから,京都ご在住の妹様ともどもご出席いただき,計42名での賑やかな開催となりました.開宴に先立ち,前回あおい会以降に帰天された三浦昌生君(訃報を知り得たのが前回以降)・太田純君を追悼し,全員で黙祷(19期の物故者はこれで計16名)を捧げました.続いて,太田令夫人がご挨拶され,その中で「是非皆さんに生前のご交誼御礼を申し上げたかった」「皆さんから洛星時代の主人の話を伺いたい」とのお気持ちを述べられました.その後藤田行男先生からのご挨拶では,先生ご自身が洛星での職に就かれた時に遡っての思い出話をご披露され,私たちもよく知る当時の校長先生らとの面白おかしいエピソードに会場を和ませていただきました.続いての乾杯では,田邊君による乾杯発声で開会,その後はいつものように皆が杯を片手にあちこちのテーブルを渡り歩きながらの歓談が続きました.

実は幹事としては,太田令夫人と妹様におかれては多分殆どがこれまで見ず知らずの輩ばかりの中に置かれて窮屈さや孤立感を感じさせてしまうのではと心配していました.しかしそのような心配は杞憂に終わり,開会してすぐにご両人の席には次から次に諸兄が訪れて,それぞれが洛星時代の太田君との思い出話や,さらには大学時代のクラブ活動での彼の生き様などについての話題で盛り上がり,取り囲む人たちが途絶えることはありませんでした.ご両人の参加については事前にアナウンスをしていた訳ではなく,当日の会場で初めて知るところであったはずですが,多くの皆さんが臨機応変にご親族に寄り添っては話しに行ってくれる姿を見るにつけ,「あおい会,みんないい仲間だよねぇ…」と内心感動をおぼえました.思い返せば1年前のあおい会では,その3ヶ月後に太田君が来洛するのを皆で迎えようと約束して散会したことを思い出します.それが彼を襲った病魔のために急遽中止となったわけですが,今回のあおい会に令夫人・妹様に参加いただけたのは,反故になってしまった私たちとの約束を果たしてくれとの故人の天からの思いが通じたのかなと,皆と想いを一つにするなか中締めとなりました.

参加者は写真の通りです.(敬称略)
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(後列左から)古橋・黒川・田邊・仲井・田村・森本・藤林・田岡・四方(最後列)・浅野・倉橋・飯田(昭)・中野・中西・高田(政)・橋谷・飯山・東崎・高山
(中列左から)堀井・関・谷垣・佐々木(康)・飯藤・本郷・片木
(前列左から)松村・名田・椹木・太田君ご令妹・太田君令夫人・藤田先生・夜久・鈴木(敬)・竹内・伊達・住田・小早川

 

なお,写真には写っておられませんが,上記各兄のほか,本多・井上(正)・木下・吉竹の4兄にもご出席いただきました.

(文責:椹木)