学年同窓会報告
35期同窓会報告
35期同窓会報告
35期生 檜山武史
高校卒業から30年経った2022年、同期前川君の発案で7年ぶりに35期の同窓会を開催しました。12月29日、ホテルグランヴィア京都に集まったのは同期37名。さらに、恩師8名がお越しくださいました。
COVID-19による行動制限が解けつつある時期でしたが、ビュッフェ形式は控え、衝立のあるテーブルで着席、ビールを注いで回るのも無くしてドリンクもオーダー制。不自由な開催でしたが、そこは10代を共に過ごした同期のよしみ。卒業以来に会った仲間ともすぐに打ち解けて大盛況でした。
ただ、開催に漕ぎつけるまでには苦労がありました。7年前に作った名簿があったものの、抜けだらけの状態。同窓会から得た情報でも足りず、様々な伝手を頼ったり、職場に連絡したり、果ては元上司に連絡をとったりして、幹事の安田君、富樫君、安達君が中心となって苦労して同期の捜索をしてくれました。それでも、いまだに連絡をとれていない人も多数います。歳月の長さを痛感します。
当日集まってくださった先生は50音順に
阿南孝也先生(高3担任)、遠藤政樹先生(中3、高1担任、音楽)、高田三夫先生(中3~高3担任)、中山英治先生(進路指導)、藤田武久先生(高校数学)、藤原義久先生(中1~高3担任)、丸山貞先生(高2、高3担任)、山本繁史先生(中2~高1担任)。
どの先生もお歳を召されていましたが、お元気で、とても懐かしく嬉しい時間でした。最後は遠藤先生に指揮をお願いしてアカペラで校歌を斉唱しました。みな、歌詞もうろ覚えで音程もバラバラでしたが、遠藤先生が独特の言い回しで声をかけながら指揮される姿が懐かしく、思わず引き込まれて唄いました。
その後、多くが2次会、3次会に行きました。特に藤原先生は、最後までお付き合いくださいました。藤原先生は洛星に赴任された年に我々中1の担任をされ、中学入学組は6年間、高校入学組も3年間、担任団のお一人としてずっとお世話になりました。そのことは、我々にとっても特別なことでしたが、先生にとっても、6年間担任をしたのは唯一35期だけだそうで、成長を見ることが経験できて良かったということを繰り返し語ってくださいました。また、私事で恐縮ですが、私と同期の中條君の講演にお招きした際には、わざわざ東京まで洛星の生徒を引率してくださった、そういう先生でもあります。さらに、藤原先生、藤田先生は25期の先輩でもあり、35期の我々は同窓会幹事の指導を頂いている関係にもあります。3年後には、我々35期が夏の集いを中心となって開催する幹事期となります。その頃には行動制限のない完全開催になり、洛星ファミリーの絆を強める機会になることでしょう。少し早いですが、どうか、みなさまのご参加・ご協力をお願い申し上げます。
最後になりましたが、同窓会にお越しくださいました先生方、集まってくれた同期のみなさん、残念ながら参加できなかったみなさん、そして天国から見守ってくれたであろう、故人となった同期の仲間たち。本当にありがとうございました。また、集まりましょう。