学年同窓会

学年同窓会報告

19期 ONLINE同期会報告

 

19期卒業生、ONLINE同期会報告

 

2020年4月7日、7都府県に最初の緊急事態宣言が発出された直後、同期の欲求不満の受け皿となればと思い、4月13日(金)にZoomにて19期ONLINE同期会を初めて開催しました。昨年3月末で退職された同期が数人いらっしゃり、彼らのリアル送別会ができなかったことも理由の一つです。(「あおい会」と呼ぶ、京都、東京など各地の19期の正規のリアルの同期会は、残念ながら過去1年開催できなかった故。)

当初は緊急事態宣言が明ける5月6日頃までの予定でしたが、福島・郡山に単身赴任の某氏より「お前1人になるまで続けなあかん!」との厳しい指令があり、なんとその後「毎週欠かさず」金曜日に開催し現在に至ります。昨年末のクリスマスにも、本年の元旦にも愚直に開催。「どんだけ暇なんや」と言われそうですが、、、

金曜日の20:30~22:00を基本とし、各自食後の2次会の位置づけでワインや缶チューハイ、スコッチをなめながら歓談です。仕事を終え駆けつける者あり、途中で風呂に抜ける者あり、すぐに寝落ちする者あり、家呑みの雰囲気で「ゆるーく」自由に運営。これが長続きした秘訣のようです。

常連は8名程度、参加者は多くても10名程ですが、時にシンガポールやどこぞの温泉からの参加もあり、まさにリモート開催の面目躍如です。ふと気が付くと、Zoom画面上の京都、東京、神戸、大阪、郡山、和歌山、湯河原、奈良からの参加者が、あたかも小さなテーブルを囲んだ呑み会のように激論を交わしている。ICTの進化が、今般のコロナ禍に間に合ってほんに良かったと思います。

コロナにより近親者を亡くされた方、後遺症に苦しまれている方、職や事業を失った方、収入が大きく減った方には大変申し訳ありませんが、コロナ自粛による不自由と閉塞感を、リモートというコロナの副産物で紛らわせられるのであれば、それを利用しない手はないと思います。

毎回90分以上の会を50回以上も繰り返しているにもかかわらずいっこうに飽きないのは、参加者の多様な経験・知見のおかげでしょう。昨年4~7月頃には、当然のようにコロナウイルス感染症の話が中心となり、その際には忙しい中で参加いただいた医師の解説、アドバイスが大いに頼りになりました。政府のコロナ対応に関する議論も多く、元高級官僚の当事者ならでは話も大いに興味深いものでした。時には海外からの参加もあり、日本では分からない海外事情に触れることもできました。そして、日本を代表する企業の幹部達からは、各業界のdeepな事情も色々うかがえました。海外勤務経験者も多く、「世界ふしぎ発見」よりもよほど勉強になります。時には推薦本、推薦映画の話でも盛り上がり、これまた一興。

というと、なんやら天下国家を論じる松下村塾のように映るが、そんなはずはあらへん。実は、個人的な相談会の色彩も強い。ちょうど63歳の厚生年金の受給年齢に入ったため、「年金入門講座」のような情報交換もしばしば。資産(株式)運用の論議もしばしば。還暦越えなので、健康の話、相続の話、老後のライフプランの話も、もちろん。ゴルフ、旅行、そして酒の話はしょっちゅうです。(酒については、昨年4月にBarをオープンした強者が1人いるせいもあるが、、) まあ、いずれも有意義な話が満載です。まずはZoomに感謝です。

残念ながら、昨年同期が1名亡くなり、本年2月には苫名康先生がご逝去なさいましたので、その直後の会では黙祷と献杯をさせていただきました。そうした回では、故人の思い出、中学高校時代の思い出話が胸に染みる。

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写真は、2021年4月2日(金)の会でのスクリーンショット。正直、普段はもっと少ないのですが、同窓会のサイトに掲載されるとあって、この時は15名もの参加を得ました。なんと英語の藤田行雄先生も参加下さいました。

(報告:益田安良)