夏の集い
2022夏の集い報告
【はじめに】
おかげさまで、8月6日土曜ホテルオークラ京都にて2022夏の集いが3年ぶりにリアルで開催（リモート併用）することができました。コロナ第7波ピークと重なったことから、直前に第2部懇親会はキャンセルを余儀なくされ、第1部企画とセレモニーだけの粛々とした開催となりました。まずは様々な形でお世話になりました関係各位様に心より御礼申し上げます。
【コンセプト】
幹事期である私たち31期は、夏の集いにあまり出席しない期と言われてきましたが、この任にあたり一念発起、「何故あまり参加しないのか？」から議論を始め、コロナ禍の難しい局面であっても、ご参加いただく一人一人が心より楽しめる有意義な集いにしようと全員の意見が一致しました。
“ And You and I ”
～時空を超え コロナを越え この夏 出会いが生まれる～”
これが今回のコンセプトですが、全員の母校RAKUSEIを旗印に、集う一人一人が主役で、先輩後輩といった時間軸やグローバルな空間軸といった垣根を超え、コロナ禍に向き合った幅広いジャンルで活躍する同志の生きざまを知り、各人が胸襟を開けるからこそ響き合える、新たな出会いの連鎖によって、まだまだ活性化されていないRAKUSEIネットワークが孵化されることを目的としました。そのため、どこまでもリアル開催にこだわり、未来志向のディレクションで進めていくことを徹底することといたしました。
【第1部】
サブコンセプトは「コロナを越えて」
コロナに向き合った2年強、それぞれが何を想い、何を行い、何を変え、今を生きているのか？未だ知らないRAKUSEI同志から、各世代、各ジャンルの生の声を聴いて、新たな気づきを得ていただければ有難いという想いで企画しました。
（司会進行）
フリーアナウンサー 医療ジャーナリスト 寺谷一紀氏(26期)
関西テレビ放送「報道RUNNER」メインキャスター 新実彰平氏(51期)
（コメンテーター）
洛星中高等学校 英語科 教諭 中山英治先生
医師 三菱京都病院副院長 緩和ケア内科部長 吉岡亮氏(31期)
（ゲスト出演）
株式会社のぞみ代表取締役 藤田功博氏(42期)
加野儀器(上海)有限公司副総経理 劉天暁氏(47期)：リモート
Beer＆Pasta スケルツォ 代表 土谷真樹氏(32期)
島津製作所 分析計測事業部技術部副部長 山本林太郎氏(27期)
医師 一般社団法人京都府医師会会長 松井道宣氏(19期)：VTR
グラフィックデザイナー Moonlite Graphics代表 掛札英敬氏(39期)
俳優 劇団四季所属 金本泰潤氏(53期)：VTR
京都大学理学部理学科1回生 廣田知章氏(65期)
在カザフスタン日本国大使館 専門調査員 横江智哉氏(57期):リモート
先斗町舞妓 市琴ちゃん：VTR
医師 東京都立多摩総合医療センター 部長 高森幹雄氏(31期)：VTR
【第2部】
サブコンセプトは「新たなエンゲイジメントの輪」
3年ぶりのリアル懇親会に、京都をつなぐ無形文化遺産である五花街全ての芸舞妓が華を添え、いまも息づく京・花街のおもてなし文化を、心より楽しんで各人が胸襟を開けるからこそ、新たな出会いがアメーバのごとく広がり、RAKUSEIネットワークに様々な奥行きがもたらされていくことを企図しました。しかし、直前キャンセルを余儀なくされた結果、セレモニーのみを粛々と遂行することとなりました。
- 学園不祥事に対し、佐山理事及び田辺理事よりコメント
- 物故者黙祷
- 小田新校長先生挨拶
- ホワイト奨学金表彰式
- 実行委員長挨拶及び次期幹事期引継式
- 校歌及びとぅりおんふ VTR上映
【終わりに】
少し時間は押してしまいましたが、初のリアル＋リモートのハイブリッド形式で滞りなく開催できたことに安堵しております。来年以降に継続できる一つの雛型になったのではないかと自負しております。
ただ、私ども幹事期は、必ずや参加者一人一人がこれまでとは一味違う面白さを感じていただけるに違いない、という強い信念を持って準備を進めておりましただけに、第2部懇親会をキャンセルせざるを得なかったことは、無念で仕方ございません。
また、恒例の伝統行事のように、毎年繰り下がりながら各期が実行委員会を繋げていく形式を長らく採用しておりますが、様々な矛盾を感じながら運営していたのは事実でございます。私どもなりに全てを総括し、良きものは残し、新陳代謝すべきは促すことで、OB一人一人が実りある同窓会活動を体験できるよう、痕跡を残したいと考えております。
近い将来に未来志向のRAKUSEIネットワークに孵化されることを心より祈念して、結びとさせていただきます。本当にありがとうございました。
以上