日時：2023年2月18日（土）【第１部】16:00～　【第２部】17:45～
会場：ハイアットリージェンシー東京 Ｂ１階
「桃山・センチュリールーム」　　　※オンライン（Zoom）併用

　今年の第1部では、作家の井沢元彦さんに「日本教と古典文学」というタイトルでご講演いただきます。今回、井沢さんにご講演をお願いしたのは、その著作「逆説の日本史」（シリーズ累計500万部以上のロングセラー）に木村観次先生の授業を思い出させる記述が多数あるからです。木村先生は日本の古典文学通して、日本人の根底にある「言霊思想」「穢れ」といった思想を我々に教えて下さいました。井沢さんの著作にもそれに重なる話が多く含まれます。
　ご講演では、歴史に根差した観点から日本の古典文学を論じていただくとともに、質疑応答では木村先生の独自教材についてもコメントをお願いする予定です。
　Zoom配信もいたしますので、会場においでになれない方も是非お聞きいただければ幸いです。

　先日、32期生で木村先生の授業の思い出を語り合う機会がありました。多くの同窓生が覚えていたのは「文学は教訓ではない」という言葉です。文学に触れるとき「作者の伝えたかったこと」を、何でも「教訓」に集約してしまうような視野の狭い読み方をしないようにとのメッセージでした。皆さんもこの機会に、洛星の先生方から教わったことに思いを馳せてみてはいかがですか？

　新型コロナウイルスの感染者増が心配されましたが、幸い新規陽性者はかなり減ってきております。来場しやすくなった状況を踏まえ、第2部のオンライン配信は、淵田先生、寺井先生のインタビュー（録画）、洛星の先生方の独自教材のスライドショーなどに限定して、Zoom配信することとなりました。

　32期生による寺井治夫先生と田中勉先生へのインタビュー、33期生による中山英治先生へのインタビューなど、第2部ライブイベントは会場限定となります。

　ほかにもウィリアム・セルジュ神父様、則武隆先生、藤原義久先生、福山浩司先生が第2部に参加される予定です。是非、会場までお越しいただいて、懐かしい恩師との旧交を温めていただければ幸いです。

　皆様の参加を心よりお待ち申し上げております。
　　　ヴィアトール学園洛星同窓会
　　　2023東京の集い実行委員会一同（32期）